資産の組み換えについてわかりやすく解説します。
老朽化した不動産が抱える問題点
不動産は築年数が経過するごとに老朽化していきます。老朽化した不動産は、下記のようなリスクを持つことがあります。
買い替えと建て替え
老朽化した建物への対応策としては、大きく分けて「買い替え」と「建て替え」の2つがあります。ここではそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
買い替え
メリット
- より良い立地を選ぶことができる(賃貸ニーズのある立地、資産性のある立地など)
- 賃貸中の場合、購入してすぐに家賃収入が受け取れる
- 手間がかからない
- 相続税評価額の下落が期待できる
- 買い替えによって築年数を浅くすることができる
- 物件を見て選べる
デメリット
- 中古物件の場合、修繕費がかかるケースがある
- 管理会社の承継が必要な場合がある
- 土地・建物両方の費用がかかる
建て替え
メリット
- 高い家賃設定が可能(新築プレミアム家賃)
- 高い入居率を期待できる
- 当面の修繕費用がかからない
- 相続税評価額の下落が期待できる
- 土地代がかからない
- 管理会社は自由に選べる
デメリット
- 立ち退きに費用・手間がかかる
- 解体費がかかる
- 建築費がかかる
- 立地が選べない
- 立ち退きから解体、建築までに時間がかかる(解体、建築中は収入を生まない)
資産の組み換え事例
「資産の組み換え」によって所有不動産の資産価値や収益性を高められる場合や、相続税対策として大きな節税効果が見込める場合もあります。
このコンテンツについて
このコンテンツは2022年3月15日現在の情報をもとに作成しております。
執筆・監修/株式会社エメニケ・津村玲税理士事務所
編集・制作/株式会社カナオリ
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