岩槻駅
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岩槻駅：埼玉県南部にある県庁所在地もの「さいたま市」。その岩槻区本町一丁目にあるのが東武鉄道野田線「岩槻駅」です。駅前周辺には大型商業施設・商店街などが集積していることもあって、1日の平均乗降客数は約3万5千人になります。駅は、昭和4年に北総鉄道の「岩槻町駅」として開業しました。その後、同年には北総鉄道が総武鉄道に改称し、昭和14年に現在の駅名となり、昭和19年に会社合併によって東武鉄道の駅となって、平成26年に新駅舎が完成して現在に至ります。駅近辺の観光スポットとしては、駅の周辺に、岩槻人形の伝統工芸が盛んなことから、多数の人形店が点在しています。また、駅の南側約400mの岩槻城の城下町の大通りだった市宿町の中ほどの場所に昭和初期に建てられた旧岩槻警察署の建物を利用した岩槻の歴史について展示を行っている「さいたま市岩槻郷土資料館」があります。そして、東側1kmほどのところには、「岩槻城」を含む城の城跡を利用して整備された「岩槻城址公園」が設けられています。園内には、野球場やテニスコート、多目的広場などがある他、多くの桜とスイレンが植えられていて、特に桜は県下有数の名所として知られています。その他、北東約1kmの位置には、境内に藤の名木があって、除災・招福・開運出世の神として知られる「久伊豆神社」もあります。（2014/4/24掲載）
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