葛西駅
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葛西駅:葛西駅は、東京都江戸川区中葛西に所在する東京地下鉄(東京メトロ)・東西線の駅で、1番線は西船橋・津田沼・東葉勝田台方面、2番線は日本橋・大手町・中野・三鷹方面行きの列車が発着しており、一日に約95,000人が乗り降りしています。2番線ホームの浦安寄りの高架下に地下鉄博物館があるため、「地下鉄博物館前」という副名称が用いられています。葛西駅は帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が1969年(昭和44年)に開業した駅で、2004年(平成16年)に営団地下鉄の民営化に伴って東京メトロが管理する駅となりました。葛西という地名は中世に利根川水系の分流である江戸川を境にし、下総国の葛飾郡を葛東と葛西に分けたことに由来しています。駅の副名称になっている地下鉄博物館は1986年(昭和61年)に開館した地下鉄に関する博物館で、東京高速鉄道100形電車129号、東京地下鉄道1000形電車1001号といった車両を保管したり、銀座線開通当時の上野駅のホームの再現、鉄道映画や記録映画を上映するなど、地下鉄の歴史を学べる貴重な博物館として親しまれています。当館には地下鉄運転シミュレーターが複数設置されており、運転士候補生研修で使われているものと同じ機器で、特に千代田線用の地下鉄運転シミュレーターが人気があります。(2013/10/25掲載)
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