土地探しの基礎知識~種類編~

一戸建てに住むことを想定して土地を探そうと考えている人も多いでしょう。ひと口に「土地」といってもバリエーションがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。そこで今回は販売形態の種類についてご紹介します。次回に予定しているチェックポイント編と併せて参考にしてください。

土地選びの基礎知識~種類編~

更地

文字どおり、建物などがない、まっさらな状態の土地のことです。土地の売買契約とは別に、設計会社や工務店を選んで建築を依頼することになります。

メリット

土地選びの基礎知識~種類編~イメージ1

・住まいに求めるこだわりを実現しやすい
・設計会社や工務店などの選択に制限がない

デメリット

・特に都市部では供給が少ないので、広さや立地などの希望に沿う土地を見つけられるとは限らない
・土地探しとは別に設計会社や工務店などを探す必要があったり、土地購入と家屋建築の資金を個別に手配したりと、手間がかかる

古家付き土地

古家が残った状態で販売される土地のことです。古家をリフォームするか、解体して更地にしてから新たに家を建てるかのいずれかになります。

メリット

土地選びの基礎知識~種類編~イメージ2

・他に比べて割安な場合が多い
・残っている家屋をリフォームする場合は、新築する場合に比べて予算を抑えられる

デメリット

・建て替える場合は、残っている家屋の解体費用がかかる
・現行の法律による条件をクリアしていないような古い家を解体して建て替える場合、結果として以前より土地や建物面積を狭くせざるを得ないケースがある

建築条件付き土地

家屋を建築する施工会社があらかじめ決まっている状態で販売される土地のことです。建てる家屋の間取りなどが、ある程度決まっている場合もあります。土地の売買契約締結後、一定期間内に指定された施工会社と契約を結べなかった場合、土地の契約がなかったことになるという条件が付いた契約となります。

メリット

・物件によって自由度はさまざまだが、仕様や間取りなどは、ある程度希望に合わせて変えられる
・比較的物件数が多いので探しやすい
・更地に比べて、購入や建築に関する手間が少ない

デメリット

・あらかじめ施工会社が決まっているため、建物の工法や仕様が限定される。場合によっては希望どおりの家を建てられないことがある

周辺の街並み

乱開発を防ぎ、健全で秩序ある街づくりを進めるため、国や自治体はエリアごとに大まかな土地の利用区分を設定しています。これを「用途地域」といいますが、分類によって建築できる建物の種類や用途が制限されています(表参照)。

住宅を建てるうえでは、あまり制限を受けませんが、用途地域によって周辺環境は大きく変わってきます。
将来、周辺にどのような建物が建つ可能性があるのかを把握するためにも、購入を検討している土地が、どの用途地域に指定されているのか確認しましょう。

また、道路の新設や区画整理などの都市計画が予定されているエリア内に土地を購入してしまうと、将来、立ち退きを迫られる可能性もあります。
用途地域についても都市計画についても、役所の都市計画担当部署に問い合わせてみましょう。

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