不動産会社にこれだけは聞いておきたい物件内覧のポイント

気に入った物件が見つかり、物件の内覧当日を迎えたものの「何に着目し、何を確認すればいいのかよく分からない」といった声をよく耳にします。そこで、内覧する際に確認しておきたいポイントと、不動産会社に聞いておくと良いポイントをご紹介致します。

不動産会社にこれだけは聞いておきたい物件内覧のポイント

マンションのポイント

物件内覧のポイント1

まず室内から見ていきましょう。
実際にそこに住むことを想定し、生活導線、特に日々の家事の作業などにおける導線の確認をするようにします。多くの場合は、キッチンを中心に見すえて他の水回り空間(洗面室・バスルーム・トイレなど)へのアクセスや、各居室との位置関係に注目すると使い勝手の確認がしやすいでしょう。
また、リビングを含む各居室では、部屋の用途をじっくりと考慮したうえで、配置する家具等のシミュレーションをしてみましょう。予め設置する家具等が分かっているなら、そのサイズを測っておき、現地で確認するのも良いでしょう。なお、内覧時に売主様が立ち会う場合には「測ってもよろしいですか?」と一声かけるのがマナーです。このサイズを測ることのメリットは他にもあり、コンセントの位置や動線箇所を家具等でふさいでしまわないか、ドア付近において、通り抜けの邪魔にならないか、などの確認もできます。

大半のマンションはSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)という重厚な造りになっています。居室によってはどうしても柱や梁が突き出し、利用するにあたり不便であったり、使いづらいスペースがありますので、こういった柱や梁の確認も重要であるといえるでしょう。

不動産会社から受け取る物件資料に記載のある設備については一つ一つ目視で確認し、不明な点は気軽に不動産会社の方に聞くようにしましょう。
また、共有部分の存在もマンション特有の確認ポイントです。共有部分であるエントランスのメンテナンス状況、集合ポストの場所などを確認しましょう。1階より上の階層にある部屋の場合には、エレベータの停止階を確認します。集会場の有無やごみ置場の状況も見ておくと良いでしょう。

最後にマンション特有の確認ポイントとして、管理組合についての確認があります。管理組合の役員を決める方法や、長期修繕計画に基づく修繕予定なども確認しておきましょう。入居後にすぐ、役員を務めなければならない場合もあります。
また、駐車場の利用方法についての確認も重要です。各世帯に1台分割り当てられているケースもあれば、予約制・抽選制など一定のルールがあるケースもあり、中には希望台数の確保が困難な場合もありますので注意しましょう。

中古マンション購入

一戸建て・土地のポイント

物件内覧のポイント3

一戸建てにおいても室内から確認しましょう。確認するポイントはマンションとほとんど同じです。特に注意すべき点として、築年数が経った物件では雨漏りの経歴などを、木造住宅ではシロアリ駆除の経歴などを確認しておくと安心です。
また、一戸建ての住宅を購入するということは、「土地と建物」を購入するということですので、土地の確認が疎かにならないように注意してください。
具体的に購入を検討している場合には、土地の境界を決定している杭を確認しましょう。草の陰になっていたりして見つけることができない場合は、不動産会社に確認しましょう。

新築・中古一戸建て購入
土地の購入

近隣関係・環境について(マンション・一戸建て・土地に共通するポイント)

物件の敷地を一周して周囲の環境を確認することは非常に重要です。道路の幅員、間口、接道状況、道路標識(一方通行など)の有無などは普段の生活に直結します。現地に赴き、物件の周辺を車と徒歩、それぞれで散策してみるといろいろなことが見えてきます。また可能であれば、朝の通勤時間や夕方の帰宅時間など人の往来が激しい時間と、お昼過ぎや夜遅くなどの人が少ない時間の両方で散策をされることをおすすめします。

いかがでしたか?上記以外にも、近隣関係などちょっと調べただけでは見えにくいこと、たとえば、近隣住民や町内会・自治会のこと、スーパーの特売日などは、内覧当日に売主の方に直接確認してみるといいかもしれません。もちろん、物件についての質問事項や確認は、購入希望者側である不動産会社、つまりあなたの営業担当者に確認するのがルール・マナーですが、それ以外のことは売主の方に世間話程度にお聞きする分には問題ありません。気になることがあれば積極的に聞いてみましょう。
紹介したポイントの他に、気付いた点があればあらかじめメモに書き出しておきましょう。確認のためのチェックシートを作成してから内覧すると、確認漏れを防ぐことができます。内覧時もメモをとると良いでしょう。複数の物件を見比べていく場合、物件ごとにポイントをまとめておくと検討がしやすくなります。また、写真を撮っておくと、後で見直しができます。ただし、売主様が居住中の場合には、事前に撮影しても良いか確認しましょう。
資料を見るのと、現地で実際に物件を見るのとでは印象が異なります。住まいの購入をお考えの方は、時間の許す限り、是非多くの物件を内覧してみてください。

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