住吉駅
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住吉駅：兵庫県南東部に位置し、古くから港町として栄えた県庁所在地の「神戸市」。その東灘区住吉本町一丁目に設けられているのがJR東海道本線（神戸線）「住吉駅」です。阪神間でも有数の高級住宅地に立地し、また神戸新交通も乗り入れ、快速と普通列車が停車することもあり、1日の平均乗客数は約3万5千人になります。駅は、明治7年に官設鉄道の「西ノ宮駅（現西宮駅）」と「三ノ宮駅」の間に新設する形で開業しました。その後、大正元年に南方に移転し、昭和62年に国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となって、現在に至ります。なお、現在の駅舎は平成元年に完成したものです。駅周辺の観光スポットとしては、駅の西方100mほどの線路沿いに、地名の元となり駅名にも取り入れられた「本住吉神社」があります。ここは、神巧皇后の時代に創建されたと伝わる渡航の安全と生命を守る海上守護神として知られている住吉大神を祀っている歴史ある古社です。境内には高さ15ｍ・直径2.5ｍにも及ぶ大きなムクノキがそびえている他、毎年5月4日と5日に行われる『だんじり祭』でも知られています。また、北西約500mのところには、849年に社殿が建立されたと伝わる「弓弦羽神社」があります。ここｈ、拝殿に連なる流造りの銅板葺きの本殿があり、また、毎年5月の春祭りには『だんじり』が境内に集まって賑わうことで知られます。（2014/10/08掲載）
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