美濃山崎駅
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美濃山崎駅：岐阜県南西部に位置し、海抜ゼロメートル地帯が広がっていることで知られる「海津市」。その南濃町山崎大立に設けられているのが養老鉄道養老線「美濃山崎駅」です。駅周辺に住む人たちの通勤や通学客を中心に、1日の平均乗降客数は約180人になります。駅は、大正8年に旧養老鉄道の「養老駅」と「桑野駅」間が開通した際に開業しました。その後、大正11年に合併によって揖斐川電気の駅となり、昭和3年に鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となり、昭和4年に合併によって伊勢電気鉄道養老線の駅となりました。そして、昭和11年に分離譲渡により養老電鉄の駅となり、昭和15年に合併により参宮急行電鉄の駅となりました。続いて、昭和16年に大阪電気軌道との合併によって関西急行鉄道の駅となり、昭和19年に南海鉄道（南海電気鉄道の前身）との合併により近畿日本鉄道の駅となり、平成19年に近畿日本鉄道からの経営分離に伴って新しい養老鉄道の駅となって、現在に至ります。駅周辺の観光スポットとしては、駅の北西約500mのところに「月輪寺」があります。また、東側200mほどの位置を、線路と平行して南北に一級河川の「揖保川」が流れています。さらに、北西約2kmの場所に「月見の森」があり、ここにある「月見台」からは濃尾平野が一望できる他、夜になると、その名の通りに夜景に浮かぶ美しい月が観られます。その他、四季折々の花が咲く遊歩道も設けられています。（2014/7/29掲載）
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