新大宮駅
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新大宮駅：奈良県北部に位置し、県庁所在地でもある「奈良市」。その表玄関の1つが近畿日本鉄道（近鉄）奈良線「新大宮駅」です。特急以外の全列車が停車し、また近隣には「奈良市役所」をはじめ官公庁やオフィスなどが数多くあることから、それらへの通勤客の利用などを中心に1日の平均乗客数は約3万人になります。駅は、昭和44年に奈良市内の併用軌道区間の地下化に伴う「油阪駅（あぶらさかえき）」の廃止を受けて、線路が地下に進入する手前に代替駅として開業しました。その後、平成12年にホーム延長工事完成により快速急行停車駅に昇格して現在に至ります。駅周辺の観光スポットとしては、800mほど西側から先に線路を挟むように「平城京跡」の広大な敷地があります。現在は「大殿極跡」や「史跡平城京朱雀大路跡」、「平城京歴史館」などが点在している他、東端には「宇奈太理坐高御魂神社（うなたりにいますたかみむすびじんじゃ）」、南側には「北新天満宮」と「大蓮寺」、「朱雀大路緑地」などがあります。その他、北方1㎞ほどの位置にある航空自衛隊奈良基地の正門東側に古墳時代中期の前方後円墳の全長260mの「宇和奈辺」、西側に全長210mの「小奈辺古墳」があります。さらに、その西方には「小奈辺陵墓参考地」も残されています。（2014/1/9掲載）
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