泉佐野駅
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泉佐野駅：大阪府泉佐野市上町にあるのが南海電気鉄道の泉佐野駅です。利用可能な鉄道路線は南海本線の他に、当駅が起点である空港線があります。当駅は関西国際空港開港時に高架化を予定していましたが、用地の買収遅延により完成が約15年遅れました。2005年11月27日に完成した上下線高架化により、直接乗換専用ホームを利用して対面乗換えが可能となりました。駅名は、旧和泉国の名前に「佐野」と呼ばれた旧村名を冠したものです。佐野という地名は「地形的に狭い原野」という意味がゆえんとなっていると言い伝えられています。当駅は1897年に南海鉄道が堺駅と佐野駅間で開通した際に、前身となる「佐野駅」として開業しました。1897年には尾崎駅まで延伸したために、途中駅となっています。1944年の会社合併により近畿日本鉄道の駅となりましたが1947年の路線譲渡により現在の南海電気鉄道の駅となりました。1948年には現在の「泉佐野駅」へ名称変更されています。泉佐野駅からは“大阪みどりの百選”にも選定されている美しい渓谷が人気の「犬鳴山」へ行くことができます。こちらでは大小の滝や犬鳴山温泉を楽しむことができるため、行楽シーズンには多くの観光客で賑わいます。また犬鳴山不動尊の名で親しまれている「七宝瀧寺」で行われている修行は全国的にも有名であり、毎月第三日曜日には一日修験道修行体験も行われています。（2014/1/10掲載）
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