西向日駅
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西向日駅：京都盆地の南西端に位置し、京都市のベッドタウンとして発展してきた「向日市」。その上植野町南開にあるのが阪急電鉄京都本線「西向日駅」です。市の中心駅の1つということから、1日の平均乗客数は約1万2千人になります。駅は、昭和3年に新京阪鉄道が「高槻町駅（現高槻市駅）」から「京都西院駅（現西院駅）」まで延伸された際に「西向日町駅」として開業しました。その後、昭和5年に会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となり、昭和18年に会社合併により京阪神急行電鉄（現阪急電鉄）の駅となりました。そして、昭和24年に新京阪線が京都本線に改称され、昭和47年に向日町の市制施行により今の名前となって、現在に至ります。駅周辺の観光スポットとしては、北方500mほどのところに、記念競輪（GIII）として『平安賞』が行われることで知られる昭和25年に開設された「京都向日町競輪場」があります。また、北西500m足らずの場所に「向日神社」があります。同社は、向日神を奉る上ノ社（向神社）と火雷大神を奉る下ノ社（火雷神社）があって、春になると『桜祭り』が行われるなど、多くの人で賑う桜の名所としても知られています。さらに、西方1.5km余りの位置に法然上人の遺骨が眠る寺として有名な「総本山光明寺」があります。ここは、熊谷蓮生法師の念仏三昧院を前身とする、秋には長岡京市観光協会主催で「もみじ祭」が開催される紅葉の名所としても有名な名古刹です。（2014/10/1掲載）
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