揖斐駅
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揖斐駅：岐阜県西北部に位置し、町の中心を一級河川の「揖斐川」が流れている「揖斐川町」。その脛永字山王元434に設けられているのが養老鉄道養老線「揖斐駅」です。養老線の終着駅で町の玄関口になっていて、周辺に住む人たちの通勤や通学客を中心に、1日の平均乗降客数は約1千700人になります。駅は、大正8年に旧養老鉄道が「池野駅」まで開通した際に開業しました。その後、大正11年に合併によって揖斐川電気の駅となり、昭和3年に鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となり、昭和4年に合併によって伊勢電気鉄道養老線の駅となりました。さらに、昭和11年に分離譲渡により養老電鉄の駅となり、昭和15年に合併により参宮急行電鉄の駅となりました。そして、昭和16年に大阪電気軌道との合併によって関西急行鉄道の駅となり、昭和19年に南海鉄道（南海電気鉄道の前身）との合併により近畿日本鉄道の駅となり、平成19年に近畿日本鉄道からの経営分離に伴って新しい養老鉄道の駅となって、現在に至ります。駅周辺の観光スポットとしては、駅の北側200mほどのところを、「木曽川」水系の一級河川である「粕川」が流れ、その河畔には「脛永グラウンド」が設けられています。また、北東約400mの位置では、「粕川」が一級河川の「揖保川」に流れ込んでいます。（2014/7/29掲載）
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