矢作橋駅
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矢作橋駅：愛知県の旧三河国のほぼ中央に位置し、豊田市とともに西三河を代表する都市である「岡崎市」。その矢作町馬乗にあるのが名古屋鉄道名古屋本線「矢作橋駅」です。準急・普通列車に加えて、平日朝には一部の急行も停車し、1日の平均乗客数は2千900人になります。駅は、大正12年に愛知電気鉄道の駅として開業しました。その後、昭和10年に名岐鉄道との合併で名古屋鉄道が発足したことにより同社の駅となって、現在に至ります。駅周辺の観光スポットとしては、駅の東側約500mのところを、線路を横切って南北に一級水系の「矢作川」が流れています。また、その「矢作川」を超えた東方1kmほどのところには、徳川家康の生地として知られる「岡崎城」があります。現在は、明治の廃城令によって廃城になった天守閣を再建し、城と「三河武士のやかた家康館」を中心とした歴史と文化の公園「岡崎公園」が整備されています。なお、同公園は平成元年、『日本の都市公園100選』及び『日本のさくら名所100選』に認定されています。また、「岡崎公園」内の岡崎城本丸には「龍城神社」も設けられています。ちなみに、社伝によると、三河国守護代・西郷稠頼が岡崎城を築城したさいに龍神が現れ、城の井戸から水を噴出させて天に去っていたといことに由来して、天守に龍神を祀り、城の名を「龍ヶ城」、井戸の名を「龍の井」と称した伝わっています。（2014/8/27掲載）
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