借り換え後の金利タイプ、「変動型」が51.5% /(独)住宅金融支援機構

(独)住宅金融支援機構は24日、「2022年度 住宅ローン借換えの実態調査」結果を発表した。

22年4月~23年3月に住宅ローンの借り換えをした人を対象に、インターネットでアンケート調査を実施した。調査期間は23年4月28日~5月10日。回答数は840件。

借り換え後の金利タイプを時系列でみると、「変動型」は51.5%(前年度比2.3ポイント上昇)、「固定期間選択型」は42.1%(同1.8ポイント低下)、「全期間固定型」は6.3%(同0.6ポイント低下)だった。借り換え前の全金利タイプは、変動型が45.8%、固定期間選択型が42.7%、全期間固定型が11.4%。

金利タイプ別の借り換え理由は、すべての金利タイプにおいて「金利が低くなるから」(変動型60.5%、固定期間選択型40.1%、全期間固定型47.2%)がトップ。2位は、変動型は「返済額が少なくなるから」(30.7%)、固定期間選択型は「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」(28.2%)。全期間固定型は、「返済期額が少なくなるから」と「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」がいずれも26.4%だった。
ただし、「金利が低くなるから」「返済額が少なくなるから」という回答は、すべての金利タイプで前回調査から比率が低下した。一方で、「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」はすべての金利タイプで前回調査から上昇している。


(独)住宅金融支援機構

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