路線価、2年連続の上昇/国税庁

国税庁は3日、平成29(2017)年分の路線価を発表した。

標準宅地の評価基準額の対前年変動率は、全国平均で0.4%(前年:0.2%)と2年連続で上昇した。

都道府県別で見ると、首都圏1都3県のほか北海道、宮城県、京都府、大阪府など上昇が13(同14)、変動なし2(同0)、下落は32(同33)となった。

最高路線価の1位は、東京都中央区銀座5丁目・銀座中央通りで、1平方メートル当たり4,032万円(前年比26.0%上昇)となり、32年連続でのトップ。2位は大阪府北区角田町・御堂筋で1,176万円(同15.7%上昇)、3位は横浜市西区横浜駅西口・バス通りで904万円(同15.7%増)と、トップ10のうち9都市が2ケタの伸びとなった。

都道府県庁所在都市の最高路線価では、上昇が27(前年25)、横ばい16(同17)、下落3(同5)。札幌、東京、京都、大阪など大都市を中心に10都市が10%以上の上昇率となった。一方、下落率5%未満が3(同5)、下落率5%以上の都市はなかった。


国税庁

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