京阪山科駅
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京阪山科駅：京都府京都市山科区安朱桟敷町にあるのが、京阪電気鉄道京津線の京阪山科（けいはんやましな）駅です。当駅は2面2線の対面式ホームを持つ地上駅で、両ホームは構内踏切で連絡しています。JR東海道線・湖西線と接続しているほか、地下鉄東西線とも乗換えが可能であり大変便利です。駅名は駅所在地がある「山科区」より命名されています。三方を山々に囲まれた盆地である山科は、奈良時代より京都と滋賀を結ぶ交通の要所として栄えていました。現在も大阪や京都のベッドタウンとして発展しており、通学や通勤に多く利用されています。当駅は1912年に京津電気軌道の毘沙門道駅として開業、1921年には山科駅前駅に改称されています。1925年、1943年に2度の会社合併を行い、1949年の会社分離により現在の京阪電気鉄道の駅となりました。1953年に京阪山科駅に名称変更されています。駅近くにある「山科疎水の道」には、約3㎞の遊歩道が整備されており京都への散策コースとして最適です。春はサクラ、秋には紅葉が美しく永興寺や本圀寺などの立ち寄りスポットもあることからシーズンには多くの観光客で賑わいます。また駅より徒歩7分の場所には「京都六地蔵」の1つに数えられている臨済宗南禅寺派の寺院「徳林庵」があり、歴史ある伝統行事が今も行われています。（2014/10/08掲載）
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