近江八幡駅
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近江八幡駅:滋賀県中部の「琵琶湖」東岸に位置する「近江八幡市」。その表玄関になっているのが東海道本線(琵琶湖線)「近江八幡駅」です。近江鉄道の八日市線も乗り入れていて、特急「はるか」・「びわこエクスプレス」、そして新快速も停車することもあり、1日の平均乗客数は約1万7千人になります。駅は、明治22年に東海道線(後の東海道本線)の「関ヶ原駅」と「馬場駅(現在の膳所駅)」の間が開通した際に「八幡駅」として開業しました。その後、大正8年に現在の名前となり、昭和62年の国鉄分割民営化によってJR西日本の所属となって現在に至ります。なお、現在の駅舎は昭和56年に完成した2代目になります。駅周辺の観光スポットとしては、西北1.5㎞ほどのところに近江八幡市を代表する観光スポットである「八幡堀」があります。ここは、豊臣秀次が八幡山城を築城した際、城を防御する軍事的な役割と物流の要だった琵琶湖の水運用の水路として造られた幅員約15mで全長6㎞に及ぶ堀です。当時の姿を留める町並みが堀端に多数残されていて、さらに「市立資料館」や「かわらミュージアム」などの観光スポットも点在しています。その他、北西1㎞余りの「新町通り」を代表とする旧市街地には碁盤目状の整然とした町並みが残されていて、さらに明治時代に日本で洋風近代建築を多数手がけたヴォーリズゆかりの建物なども市内各所に点在しています。(2013/10/28掲載)
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