長谷駅
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長谷駅:長谷駅は、神奈川県鎌倉市長谷に所在する江ノ島電鉄・江ノ島電鉄線の駅で、1日に約3,900人が乗員しています。当駅は片面ホームを向かい合わせる形で配置した相対式ホーム2面2線の地上駅で、ホーム同士は構内踏切を利用して行き来します。長谷駅は1907年(明治40年)に江ノ電が開業した駅で、高徳院や長谷寺といった観光地の最寄り駅であるため、多くの観光客に利用されています。浄土宗の寺院・高徳院は当駅から北へ歩いて約10分の場所にあり、国宝に指定されている銅造阿弥陀如来坐像は通称・鎌倉大仏(長谷の大仏)として知られています。鎌倉大仏は総高約13.35メートル(台座を含めると18.03メートル)、仏体重量121トンの巨大な仏像で、像の原型の作者は不明ですが、鋳造に河内の鋳物師・丹治久友が関わっていることがわかっています。鎌倉大仏は元々大仏殿の中に安置されていましたが、応安2年(1369年)に倒壊した後に大仏殿が再建されなかったため露坐の大仏となり、2004年(平成16年)に高徳院の境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」として国の史跡に指定されました。長谷観音の通称で親しまれている長谷寺へは当駅から北へ歩いて約4分でアクセスでき、梵鐘、十一面観音懸仏は重要文化財に指定されており、当寺は坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所として多くの参拝客が訪れます。(2014/3/22掲載)
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