不動産用語集

実質賃料

読み:じっしつちんりょう

不動産鑑定評価における概念で、貸主に支払われるすべての経済的対価をいう。

賃料の鑑定評価に当たっては、実質賃料を求めることが原則とされている。

実質賃料を構成するのは、

1.支払い時期に支払われる賃料(支払賃料)
2.権利金敷金、保証金等の運用益および償却額
3.必要経費等

である。

なお、共益費等の名目で支払われる金銭のなかには、実質的に支払賃料に相当するものが含まれている場合がある。