リフォーム実施費用は平均649.9万円と過去最高に/リクルート調査
(株)リクルート住まいカンパニーは23日、2016年「リフォーム実施者調査」の結果を発表した。3年以内に300万円以上のリフォームを実施した20歳以上の人を対象に、インターネットで調査。有効回答数は844。
リフォームの費用は、全体で平均649万9,000円(前年:641万5,000円)と増加し、過去最高の金額となった。築年数別では、築10年未満で469万2,000円だったが、築40年以上では839万2,000円。また、マンションの平均リフォーム費用は519万4,000円となった一方、一戸建ては675万7,000円と、156万3,000円の差があった。
リフォームの対象住居の築年数については、「20~30年未満」(36.8%)が最も多く、次いで「10~20年未満」(23.0%)となった。平均築年数は26.2年(前年:26.0年)。また、リフォームのきっかけについては、「住宅設備が古くなった・壊れた」が42.9%(前年:39.7%)、「家が古くなった・老朽化した」が40.4%(同38.5%)、「設備の使い勝手に不満がある」が31.5%(同25.7%)で戸建て・マンションともに上位3項目は同様だった。
中古物件を取得した人のうち、リフォームをした後に入居した人は51.1%(同:50.7%)と微増した。
中古物件を買って入居前にリフォームしたケースについては、その理由として「住みたい物件を見つけたが、リフォームが必要だったから」(41.2%)「リフォームをすることで、自分好みの家にしたかったから(デザイン)」(37.1%)、「同(間取り)」(28.9%)が上位を占めた。
また、中古物件購入の際に並行して検討していたものでは、「並行して検討していたものはない」が56.7%(前年:48.8%)7.9ポイント増加した。中古物件を買ってリフォームした人の当初検討していた購入物件予算は全体で平均3,045万4,000円(同3,084万8,000円)と昨年よりも減少した。
(株)リクルート住まいカンパニー
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