貝塚駅
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貝塚駅：大阪府貝塚市海塚にあるのが南海電気鉄道の貝塚駅です。駅前にはロータリーや商店街があり、街の随所に旧街道の面影が色濃く残っています。水間観音駅までを結ぶ水間鉄道線が乗り入れを行っており、水間鉄道「貝塚駅」への乗換えが可能となっています。駅名は地名より命名されています。「貝塚」という地名は、このエリアがかつて「海塚」と呼ばれていたことに由来しています。一般的に貝塚とは縄文時代の遺跡を指しますが、貝塚市内で貝塚遺跡が発見されたという事実はありません。当駅は1897年に現在の南海本線の堺駅と泉佐野駅間が開業した際に設置されました。1934年には貨物駅として開業していた水間鉄道貝塚駅の旅客営業がスタートしています。1944年の会社合併により一時、近畿日本鉄道の駅になりましたが1947年に現在の南海電気鉄道へ路線譲渡されています。当駅より水鉄バスで11分の場所に美しい夕日が望める「二色の浜公園海浜緑地」があります。こちらではマリンスポーツ、バーベキューが楽しめるためシーズンには多くの人で賑わっています。また寺内町には貝塚御坊・願泉寺を中心に古き時代の街並みが見られます。願泉寺は浄土真宗本願寺派の由緒寺院であり地域の人々から「ぼっかんさん」として親しまれています。（2014/1/9掲載）
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