姫島駅
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姫島駅:姫島駅は、大阪府大阪市西淀川区姫島に所在する阪神電気鉄道・本線の駅で、当駅は片面ホームを向かい合わせる形で配置した相対式ホーム2面2線を有しています。東側のホームからは上りの野田・大阪(梅田)方面行き、西側のホームからは下りの尼崎・神戸(三宮)・明石・姫路方面行きの列車が発着しており、1日に約12,000人が乗降しています。姫島駅は1905年(明治38年)に開業した当時の駅名は稗島駅(ひえじまえき)でしたが、1925年(大正14年)に姫島駅に改称されました。姫島はかつて稗嶋(ひえじま)と呼ばれており、1925年(大正14年)に大阪市に編入されて稗嶋という地名はなくなりました。いつごろから姫島と呼ばれるようなったかは定かではありませんが、元々は「ひめじま(媛島・日女島・比売島)」と呼ばれていたのが訛って「ひえじま」となり、現在は稗嶋がなくなり、元々の漢字表記と異なる姫島という地名で残っています。駅から西へ歩いて約7分の場所に鎮座する姫嶋神社は、駅名・地名の姫島とは「嶋」の字が異なっています。当神社は日本神話に登場する阿迦留姫命(あかるひめのかみ)と神道で信仰されている住吉大神を主祭神として祀る神社で、境内に設置されている御由緒によると、比売島(大分県姫島)にいた阿迦留姫命姫島が当地に移り住み、元いた島の名をとって当地を比売島(ひめじま)と名づけたとされています。(2014/7/10掲載)
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