苧ケ瀬駅
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苧ケ瀬駅：岐阜県中南部にあって、名古屋市や岐阜市のベッドタウンになっている「各務原市」。その鵜沼各務原町五丁目にあるのが名古屋鉄道各務原線「苧ケ瀬駅」です。駅は市の郊外に立地していることから、1日の平均乗客数は約340人になります。駅は、昭和2年に各務原鉄道の駅として開業しました。その後、昭和10年の合併によって名岐鉄道の駅となって、現在に至ります。なお、昭和42年に無人駅になっています。駅周辺の観光スポットとしては、駅の北側約500mのところに「苧ヶ瀬池」があります。周囲約2kmある農業用の灌漑用ため池ですが、さまざまな伝説が残り、また池の中に浮かぶ社殿には、この池の守り神である「八大龍王」を祀っていて、多くの人々の信仰を集めています。そして、北北西約1kmの位置にある「村国神社」の境内には、芝居小屋の「村国座」が設けられています。ここは、元々は村国神社の奉納する芝居（歌舞伎）を行なう場所で、『各務の舞台』として重要有形民俗文化財に指定されています。なお、村国神社奉納歌舞伎は、毎年10月第2土・日曜日に行なわれます。その他、南方2km余りの一級河川「木曽川」の河畔には、ヨーロッパのライン川の風景に似ていると讃えられている本格的な河川公園「飛騨木曽川国定公園」があります。（2014/7/28掲載）
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